演奏はMCが無く流れるように続々次の曲へ。弾いているうちに次の曲が思い浮かんでくるみたいです。そのかわり演奏前と演奏後の雑談ではお客さんと面白い話をしたりしてわかせてくれます。演奏はなにしろ山本剛ですから歌心ばっちりの心に染み入るすばらしいもの。競演の香川裕史もうなり声をあげたり笑いながらベースを弾いたりして、とにかく楽しい演奏と会話。コチでの山本剛ははっきり言って行かねば損です。
ファインダーで覗いていると鍵盤が2つ見えるんですね。なんだろうと直接見るとマフラーでした。おしゃれですね。ちなみにベルトも鍵盤のデザイン。Piano is My Life!


エンディングで弦をジャラーンとやるのはたまに見るのですが左手は鍵盤、右手はギターでコードを弾くように弦をかきならしてワンコーラスくらいやります。これがいいんですね。店内の案内では山本剛（Vo,P)となっていますが(g)も入れたほうがいいかな。ちなみに(Vo)もちゃんとやってくれました。



この夜は飛び入りが多数。
最初のゲストはNYでの活動を終えて帰国したばかりのテナー奏者長谷川朗。たぶん今夜が帰国後初めての演奏だと思います。マスターも絶賛の音楽感覚でした。長谷川朗はいよいよ日本での活動に主軸を移すそうでこれからの活躍が楽しみです。



ボーカルの飛び入りが二人ありました。ファンでもあるMIUさんと先日コチでもライブを行った畑路子さんです。



豪華なメンバーをバックにMIUさんが歌います。



畑路子さんも気持ちよさそうに歌う。


演奏が終って
すーさんはいつも思っているんですけど、あの、ピアノのペダルを踏むのには薄くて良さそうな、真っ赤だったり銀色だったりするど派手な靴で電車に乗ってくるんでしょうね・・・素朴な疑問
それにしても、ただ居るだけでこういうオーラを発してくれるミュージシャンってオマさんと山本剛さんくらいしかいないですよね。 　[↑]

いきなりボイスパーカッションから始まって終始トシワールドを聴かせてくれました



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亮君の家でよく練習している様で息もピッタリ！会話もバッチリ！　お客様を楽しませる術も心得てきたようです。
又、来年の３月にこのDUOでやってもらいます。


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鳴ってるBassにはどんどんついて行くもので、TsもPも思う存分自己主張していました。




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といってもボサノバで手がたりなくてアイスペールをスッカカスッカンと叩いただけですけどね。

畑路子は2003年ジャパン･ジャズ･ヴォーカル･ジャンボリーの新人オーディションに合格してプロの世界にデビューしたボーカリストで最近はいろいろなところでライブをやり始めています。すーさんがアイスペールを叩くだけでも（はずかしいけど）楽しいわけだからしっかりしたバックを従えて歌うのはめちゃめちゃ楽しいでしょうね。そして本当に楽しそうに、情感を込めて歌っていました。才能がある人ってうらやましい。

畑路子を支えるミュージシャンはコチではおなじみのピアニスト清水絵理子、すーさんは初めてお目にかかる嶌田(しまだ)憲二。素人の意見を書くのもなんなんですけど最近清水絵理子さんは流れるような弾き方に変わってきているようでますます聴くのが楽しみになりました。で、来週も清水さん参加のライブに行っちゃうのね。一方、バークリーを卒業したベース界のイチロー（良く似てますよね）嶌田憲二は小さなスペースを生かしたノーマイクでの演奏。ノーマイクのベースってきしむ音というか指と弦がこすれる高音が混じったりして本当にいい音がしますね。弾き方は一音たりとも無駄の無いしっかりしたウォーキングベースでした。さすがです。
(蛇足ですけど東海岸にある音楽大学がバークリーBarklee、西海岸にある総合大学バークレーはBerkeley)

それぞれのセットの最初の演奏はインストだけの演奏。これも素晴らしいものでした。
路子さん次はコテコテべたべたのブルースを歌ってくれるといいな。 　[↑]