澤田一範(As) 金子亜里紗(P)
今晩は久しぶりの澤田一範と金子亜里紗のデュオでした。
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澤田一範カルテットのピアニストとしての金子亜里紗は何度も聴いているのですがこの二人だけのデュオはたぶんコチでしか聴けない貴重なセッション。とはいうものの演奏直前までじゃがいもの話とかおでんの話とかしていて打ち合わせしなくていいのかなと思っていました。
いいんです!澤田一範があれやろ、と一言言うとすぐさま絶妙な掛け合いが始まります。いったいジャズミュージシャンってどういう頭の構造しているんだろうと思わせるすごい瞬間。
澤田一範のアルトは長年ジャズのビッグバンドで活躍してきただけあって音が大きい。すーさんのランキングとしては澤田一範のアルトは世界一、神の音です。微妙な節回し、ダーティーな音とクリアな音を見事に使い分けものすごい表現力です。一方の金子亜里紗はバリーハリスばりの見事なソロとバッキング。両手を使って弾く音の中にすーさんが好きな官能的なハーモニーがあって恍惚状態、たまらんですな。
ほぼ満員のお客さんも息をひそめ目を閉じて熱心に聞き入っていました。時節柄クリスマスの曲もやってくれて楽しい日曜日になりました。
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— posted by すーさん @ 11:35PM
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