吉田桂一は澤田一範の北海道ツアーにずっと同行していたという間柄。お互いの呼吸は十分に知っているわけで最初から絶妙の演奏でした。

澤田一範といえば日本のビバップの第一人者ですからやる曲はもちろん全曲ビバップ。澤田がガレスピーの曲をやろうと言い出したのですが吉田桂一は知らないとのこと。でも譜面を渡したらまるで自分の得意な曲のように演奏していたのにはビックリ。プロの凄さをまざまざと見せつけられました。いやいや新年早々いい時間を過ごすことができて幸せでした。

途中なんと高校3年生の片山士駿（かたやましゅん）君がフルートを持って飛び入り。しっかりしたテクニックでプロの演奏にみごとに溶け込んでいました。彼はここコチのセッションによく参加しているそうで卒業後は音楽大学に進学予定だとのこと。バークリーにも行くのかと尋ねたらわからないとの答え。行きたいんでしょうね。いずれにせよ彼の将来が楽しみです。

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