澤田一範はトリオ、カルテットそれにストリングスを加えた10人編成の自己のバンドで活動を行っているほかニューハードや他のビッグバンドでのアルト奏者として多彩な活躍をしています。そして本日はいつもと違ってピアノとのデュオでした。前回このデュオを聴いたときに大変素晴らしい内容だったので今回もずっと前から楽しみにしていました。

今晩も澤田が長年追求しているビバップ一色。ピアノの吉田桂一にとっても大好きな分野なので燃えに燃えました。お二人の音楽は相性もいいみたいでしばらくやっていない曲もあったみたいですがあうんの呼吸で素晴らしい演奏になりました。

澤田の音は変化と表情に富んでいます。よくまあこんな音が出るのでしょうか。そして吉田桂一のソロも冴えました。今晩は全編を通して美しくメロディアスな演奏で、お二人のすごい才能に改めて感心。拍手し過ぎて手がいたくなっちゃったくらいです。（そしてお酒もいつもより多く飲んだみたい）


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