今晩はみんなが知っている曲のオンパレード。といってもメロディーラインを知っているだけで演奏はリズムが変っていたりピアノの弾き方が違っていたりとなんだか違う曲みたいでした。それがまた新鮮ですごいんです。ああこういう解釈もあったのかとすーさん関心することしきり。

吉田サトシと坂崎拓也の刻むようなバッキングが心地いいですね。それをバックにKAZUの世界が広がります。ピアノの弦を手で押さえて弾いたり、途中バッキングの演奏を強制的にストップさせてソロになったりと天衣無縫のピアノです。

ベースの坂崎拓也のソロはず太い生音で素晴らしい。そして今晩の吉田サトシはビザレリを彷彿させるような流麗なギターです。いやいやこういう吉田サトシも初めて聴いたかな。吉田サトシの懐の広さを感じさせてくれるいい演奏でした。

今晩は吉田サトシと坂崎拓也のデュオの予定であったのがたまたまNYから一時帰国しているKAZUが加わってのトリオなのでもしかしたら今後しばらく聴くことができないかもしれない貴重なライブになると思います。来た人儲けちゃいましたね。

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