長谷川朗( As) 百々徹(P) 中村恭士(B)
今晩は百々徹(どど・とおる)と中村恭士を迎えての長谷川朗トリオでした。
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長谷川朗は3年前にニューヨークから帰国したその日に
コチに来て吹いているのを目撃したことがあります。ユニークな奏法で、独自の音の音を追求している人だなと思いました。そして百々徹と中村恭士は最近アルバムをリリースして
Japan Tourをしている最中のギグです。
本日の3人ともニューヨークのジャズ界で活躍している(いた)方ばかりで新しめの演奏になるのではとの期待ばっちりでした。今時のアメリカのジャズフェスティバルをテレビで見るとロックみたいなレゲエみたいなジャズではないような音楽ばかりでがっくりしていたところ本日の3人の演奏は期待を裏切らずジャズそのものでした。
長谷川朗はより表現力を狙ってのことでしょうか1年前にテナーからアルトに持ち替えたそうです。これがまた彼独特のアルトになっています。イントロこそオリジナルの曲をトレースしますがアドリブになると心の底から歌いだすような音ですごい演奏になりました。
百々徹は本日はサイドを務めるのですがソロがまわってくると彼の本領を発揮します。長谷川がビバップの曲を彼独自の解釈で演奏したあと彼のコンセプションを引き継いで流れに合った自然なアドリブを展開します。
そして中村恭士は緊張あり遊びありの自由奔放で力強いベースを聞かせてくれました。最初のセットで彼のオリジナルのブルースはユーモアたっぷりの演奏で素晴らしい。前回聞いたときはリスナーのすーさんは初めてなのでちょっと緊張していましたが今回はリラックスして十二分に楽しめました。
今晩は佐藤ハチ恭彦、片倉真由子、小林幹、山火彩香といった第一線でばりばり活躍しているミュージシャンもリスナーとしておいでになっていました。そして休憩時間は同窓会みたいになっちゃって昔話に花が咲いていたようです。
JAZZ IS WELL IN NYC!
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— posted by すーさん @ 04:47PM
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