清水絵理子(P) 竹内直(Ts)
今晩は清水絵理子と竹内直のデュオでした。コチ方面には大雨注意報が出ていたのにもかかわらず沢山のお客さんがお越しになりました。
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今晩の竹内はテナーサックスのほかバスクラリネットと普通より長めのフルートと3本の楽器を持参してくれました。あまりにも楽器が多くて竹内曰く「ドアにひっかかっちゃって入れない」。
竹内直は最初の曲からいきなりバスクラリネットで演奏。この低音はすごいですね。テナーの音域のつもりで聞いているとあれよあれよどんどん低音域で音が出ます。腹に響くすごい迫力です。アレンジは清水絵理子だそうで、彼女のただならぬ才能がうかがえます。
そのあとテナーとフルートに持ち替えてしばく演奏。テナーもバスクラも正面にホールドし股のあいだにいれる竹内独特の方法で演奏です。
圧巻はショパンの曲でした。もともとクラシック出身の清水絵理子はドラマチックな彼女らしいソロを展開。それに続いてバスクラリネットに持ち替えた竹内直のソロは超低音の持ち味を生かした演奏。
アンコールまでやってくれて今晩は素晴らしい夜になりました。
ジャズミュージシャンは「誰それと似ている」と言われるのがきらいでしょうがテナーマン竹内直を聞いたこと無い方のためにあえて言うとコルトレーンがバラードを吹く音に近いかもしれません。このレポートを御覧になってちょっと気になりましたら是非一度おいでください。すーさんはこの清水絵理子と竹内直のデュオが大好きです。
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— posted by すーさん @ 11:27PM
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