吉田桂一(P) 佐々木悌二(B) 渡辺文男(Dr)
今晩は最近おなじみなった吉田桂一トリオでした。
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このトリオはまあ仲が良くて始まる前からわいわい大騒ぎ。でも今晩の議題は何だったっけかな。ということでひとしきり雑談をしたところで演奏が始まりました。
今晩はもちろんこのメンバー全員が大好きないわゆるハードバップの曲。めくるめく数々の名曲が飛び出します。引いているピアノはさっき調律したばかり。そしてそれを弾く吉田桂一の”歌うピアノ"はあいかわらず最高です。
マイペースの渡辺文男は赤いブラッシュを使ってシャッシャやってます。機械的に正確なリズムでのバッキングは嫌いだそうで、いろいろ寄り道をした演奏になりますがそこがまたいい。佐々木悌二のベースはあいかわらず力強く、いい味を出しています。今晩は長袖なもんで腕の筋肉の動きは見ることができなくて残念。
終わりになって吉田桂一が縁起もんですからと渡辺文男にバレンタインデーの歌をやりましょうと促します(一番下の写真、ドラムスはお弟子さんの吉嶺孝治)。今は名ドラマーとして有名な渡辺文男はジャズ界に入ったときには歌手だったというのをご存知でしょうか。そんな血が騒ぐのか文男さんはたまに歌ってくれます。
ということで1950年代あたりのスリリングで華やかなジャズに(久しぶりに)浸りたい(そして雑談の中身が何かを知りたい)という方にとってこのバンドは最高ですよ。若いころジャズを聞いたよなという方は4月11日(日)コチに集合です。日曜日は少し早めに終わるようなので明日にもひびきませんのでぜひどうぞ。
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— posted by すーさん @ 12:02AM
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