我が進む道変わらずの渡辺文男トリオ June 29, 2008

渡辺文男(Dr) 吉田桂一(P) 佐々木悌二(B)

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今晩は渡辺文男のトリオでコチではおなじみ吉田桂一と佐々木悌二とのレコード発売記念ライブでした。

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渡辺文男は始めからビバップとハードバップに徹した演奏で音楽道において全くぶれの無い極め方をしている職人肌のドラマー。それを慕うミュージシャンとファンも多く今晩も満員でした。すーさん初めて見たのですが今晩は赤と黒の2種類のブラシを持参して曲毎に使い分けていました。

ピアノの吉田桂一は大好きなジャンルのビバップとハードバップなわけでそりゃもう気合いの入った演奏。今晩のお客さんも気の置けない人ばかりなのでリラックスそのもの。いいですねそういうお客さんが集まるコチって。

育会系ベーシストの佐々木悌二はよんどころ無い事情でちょっとだけ遅れるとのことでしたが到着してみればジャズ時間の20時なので遅刻でもなんでもないですね。今度のアルバムではチェロも披露しているため今晩もチェロを持参。体育会系の体型を誇る佐々木がチェロのピチカートを弾くとチェロにとっても本人にとってもめちゃ可愛い。

渡辺文男と言えば日本の宝、日本のジャズシーンに必ず登場する大御所なんですがミュージシャン仲間からフミオちゃんとかフミオさんとか親しみを込めて呼ばれています。それだけフランキー、自然な性格のためでしょう。アンコールではわざわざマイクを設定してもらってボーカルも披露。これは貴重な瞬間でした。その間ドラムスはお弟子さんの吉嶺孝治、師匠ゆずりの見事なブラッシュワークでした。

今晩はライブが終っても話の続きに夢中で誰も帰らないという珍しい事態に。なんじゃこりゃー。ということでなにしろ楽しい一夜でした。

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Up — posted by すーさん @ 11:47PM | Comment(0) | TrackBack(0) 

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